Natural abundance of carbon, nitrogen, and hydrogen isotope ratios in biogenic substances: present and future
Wada, E.; Hanba, Y.
Seikagaku. Journal of Japanese Biochemical Society 66(1): 15-29
1994
ISSN/ISBN: 0037-1017 PMID: 7509839 Document Number: 5534
安定同位体はsilent isotope とも呼ばれ,生化学やライフサイコニンスの世界 では放射性同位体に比べて,いまだに目立たぬ存在である.しかし同位体効果 は化学,生化学反応における基本的なパラメーターのーつであり,生物はH, C, N, O, S などの主要生元素の同位体分別を日常的に行っている.このた め,すべての生物起源物質はその生成経路や反応のダイナミクスを反映した安 定同位体(stable isotope, SI)のフィンガープリントを持っている.このSIフ ィンガープリントを解読することにより,分子から生態系に至るあらゆる階層 での物質の動態に関する知見を得ることが可能となる.本稿では,主に炭素, 窒素安定同位体自然存在比に視点をおき,測定法の意義および今後の研究の展 開に留意して,最近の研究の動向についてまとめた.
Document emailed within 1 workday